通所リハビリ利用者様:手作り作品”第11弾″
11月の作品を紹介します。
秋と言えば紅葉ですね。そのイメージにぴったりの作品です。
鹿が山の上から街並みを見下ろしながら紅葉を楽しんでいる素敵な作品です。一枚一枚の葉っぱが立体感があって素晴らしいですね。
あれこれ相談しながら製作下さったと思います。皆さんのお声が聞こえてきそうな作品です。元気と少し感傷的になれる一瞬をいただきました。ありがとうございました。
この作品をみて 百人一首の一つを思い出しました。
おく山に 紅葉ふみわけ 鳴くしかの 聲きくときそ 秋はかなしき
人里離れた奥深い山で紅葉を踏み分けて鳴いている鹿の声を聞くときこそ、秋は悲しい(と感じられることだよ。)
この歌は、三十六歌仙の一人猿丸大夫(さるまるのたいふ / さるまるだゆう)によって詠まれたものです。古今和歌集では詠み人しらずとなっています。猿丸大夫について、正確なことはわかっていません。
二句目の「もみぢ踏み分け」の主語を「鹿」とする説と、「作者」とする説があります。秋になると雄鹿が雌鹿を求めて鳴くと言われていることから、「鹿」を主語と解釈するのが一般的です。このテキストでもそのように解釈しています。主語は鹿ですが、雄鹿が雌鹿を求めて鳴く姿を、恋い慕う女性(妻や恋人など)を思う作者自身に重ねているようにも思えます。 (インターネットより引用)
投稿日2022年12月04日
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